薄毛に悩む人は年々増加していると言われており、成年男性の主に4分の1程度が悩んでいると言われており、特に年齢があがるほどその割合は上がっていきます。
ではそもそもこの薄毛の原因はなんなのでしょうか。
様々な原因があげられますが、今回はそんな原因の中でも大部分を占めると言われる、ホルモンについてまとめました。
男性ホルモンってなに?
男性ホルモンは性ホルモンで、主に男性の睾丸や腎臓などでつくられています。
男性ホルモンは別名でアンドロゲンとも呼ばれており、構成される物質は大半がテストステロンと呼ばれるものです。
このテストステロン、聞いたことがある方も多いと思いますが、筋肉の発達や体毛の増加、性欲の回復、皮脂の分泌を促したりするホルモンです。
男性としては必要不可欠なホルモンではありますが、同時に大きな弊害ももたらします。
この弊害として知られているのが脱毛・薄毛を促すというものです。
男性ホルモンは、体毛を増やしたり濃くすることができる一方で、髪の毛となる脱毛・薄毛を促すという性質を持っています。
AGA(男性型脱毛症)の方は、この男性ホルモンの値が高い傾向にあると考えられています。
女性ホルモンってなに?
では男性ホルモンとは相反するものである女性ホルモンについてもみてみましょう。
女性ホルモンの内大きなものとしてエストロゲンというものがあります。
このエストロゲンは簡単に言ってしまうと「女性らしい身体を作るための物質」となっており、
肌や髪の潤いを保護したり、女性特有の丸みを帯びた身体を作ったり、女性の身体全体の健康を支える役割があったります。
この中でも特に「潤い保護」というものが極めて重要で、抜け毛から髪の毛を守ってくれるものなのです。
年齢が上がるにつれ、抜け毛が増えるのも、このエストロゲンの数が、年齢を重ねるにつれて減っていってしまうから。
相対的に男性ホルモンであるテストステロンのほうが多くなってしまうんですね。
女性ホルモンを増やそう!男性ホルモンを減らそう!
女性ホルモンを増やすときに、「女性ホルモンに似た働きをするものを摂取する」という方法も非常に効果的です。
それは「大豆イソフラボン」
比較的簡単に摂取することができるので、非常にオススメです。
また男性ホルモンを抑える動きとしては、性に関する行動などをできる限り減らすことを心がけるといいでしょう。