お役立ちコラム

2020.02.27

薄毛に効く成分!ミノキシジルとは

薄毛に悩む皆さんは「ミノキシジル」という単語を聞いたことはないでしょうか?

一般的に発毛効果があるといわれる最もポピュラーな成分としても知られています。

今回はそんなミノキシジルについてまとめてみました。

 

ミノキシジルとは

1960年代に高血圧用の経口薬(飲み薬)として創薬され、血管拡張薬として知られていましたが、徐々に髪の毛を育成し脱毛症を回復させる効果が発見されたことで、

1980年代にアップジョンが薄毛や脱毛の治療薬としてミノキシジルを2%含む外用薬として販売されています。

しかし実はこのミノキシジル、毛乳頭細胞や毛母細胞の活性化と説明されているものの、詳細は分かっていないのです。

 

ミノキシジルには副作用がある?

ミノキシジルを成分に含む育毛剤で「リアップ」という育毛剤が大正製薬から出されていますが、厚生労働省や大正製薬の公式データで副作用についても報告されています。

全体の約8%の人に何等かの副作用があると認識されており、主な副作用は

・頭痛

・動悸、息切れ

・頭皮のかゆみ、かぶれ

となっています。

元々ミノキシジル自体、血管拡張剤であるため、このような効能があるわけです。

ですが経口薬ではなく外用であるため、血中に入って全身に重篤な副作用を及ぼすものではなく、あくまでも頭皮に限られた話であることを認識頂いたほうがいいでしょう。

※ただしAGA治療の病院などでは経口薬としても処方されることが多いようです。

もちろんリスクは上がりますが、経口のほうが得られるメリットも多いため、しっかり医師の指示に従って服用するようにしましょう。

 

主な使用期間は?

ミノキシジルの効果が得られたと感じるまでの期間は一体どれくらいなのでしょうか。

代表的な育毛剤「リアップ」を販売する大正製薬によると、最高含有量である5%を含む「リアップX5」の臨床試験において、4か月以上の使用で効果が得られた方が多いようです。

ですが大目にみて、6ヶ月の使用期間を以て改善が見られないと感じる場合は、一度使用を中止し、専門医に相談するのが一番良さそうです。